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手術前に指輪やアイシャドーは必ず外すべき理由とその方法
手術前に指輪やアイシャドーは必ず外すべき理由とその方法
手術やMRI前に外すべきもの
手術やMRIをする前に必ず、金属類(指輪・ピアス・ネックレス・入れ歯等)やアイシャドー・マスカラ・アイライナーやラメが入っている化粧品は付けないように言われます。
金属類はある程度納得できますが、何故アイシャドー・マスカラ・アイライナーやラメが入っている化粧品もダメなのか?
MRI前に金属を外す理由
化粧品に含まれる金属成分
アイシャドー・マスカラ・アイライナーやラメには金属が含まれており、MRIの画像が乱れる原因になるみたいです。
もしも金属類を外し忘れるとMRIの中に金属が吸い込まれて故障します。
MRIとは
MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)は、強力な磁石と電波を使って体の内部を画像化する検査です。
MRIの特徴
- 強力な磁場:1.5テスラ〜3テスラの強力な磁石を使用
- 金属への影響:金属製品は磁場に引き寄せられる
- 画像への影響:金属があると画像が乱れて診断できない
- 発熱のリスク:金属が発熱してやけどの危険がある
化粧品に含まれる金属成分
多くの化粧品には、色や輝きを出すために金属成分が含まれています。
主な金属成分
- 酸化鉄:アイシャドー、ファンデーションの色素
- 酸化チタン:日焼け止め、ファンデーションの白色顔料
- 酸化亜鉛:日焼け止め、ファンデーション
- マイカ(雲母):ラメ、パール感を出す
- アルミニウム:一部のアイシャドー、リップスティック
注意:「ミネラルコスメ」「ナチュラルコスメ」でも金属成分が含まれている場合があります。MRI前は全てのメイクを落としましょう。
MRI前に外すべき金属類の完全リスト
アクセサリー類
- 指輪:結婚指輪、ペアリング、ファッションリング
- ピアス・イヤリング:金属製、樹脂製でも装飾に金属がある場合は外す
- ネックレス:チェーン、ペンダント
- ブレスレット:腕時計、バングル、チェーンブレスレット
- ヘアアクセサリー:ヘアピン、ヘアゴム(金属の飾り付き)
身体に装着しているもの
- 入れ歯:金属のバネがある入れ歯
- 補聴器:必ず外す
- 眼鏡:金属フレームの眼鏡
- コンタクトレンズ:カラコンは金属成分が含まれることがある
- ウィッグ:金属のピンが付いているもの
- カツラ:金属の留め具がある場合
衣類・その他
- 下着:ブラジャーのワイヤー、ホック
- 衣類:ファスナー、ボタン、スパンコール付きの服
- ベルト:金属のバックル
- 使い捨てカイロ:鉄粉が含まれている
- 湿布:一部の湿布に金属成分が含まれる
手術前に金属類・化粧・コンタクトレンズを外す理由
化粧品について
化粧をして手術すると、手術中患者様の表情がわかりにくく、特に手術中は患者さんの唇や爪の色が変化を観察されます、ルージュ(口紅)やマニキュア(ネイル)つけ爪だと手遅れになることがあるから。
観察される体調変化
- 唇の色:
- 酸素不足でチアノーゼ(紫色)になる
- 血圧低下で蒼白になる
- 口紅があると色の変化が分からない
- 爪の色:
- 血液循環の状態を示す
- ネイルやマニキュアで隠れると判断できない
- つけ爪も同様にNG
- 顔色:
- 貧血や血圧の変化を確認
- ファンデーションやチークで分かりにくくなる
コンタクトレンズについて
手術中は眼の乾燥を防ぐため眼を閉じるようにテープで止めまばたきをしないので、熟睡時にコンタクトレンズをつけている状態になり目にも危険であり、紛失のおそれもあるから。
コンタクトレンズのリスク
- 角膜の乾燥:
- 数時間まばたきができない
- コンタクトが角膜にくっつく
- 角膜に傷がつく可能性
- 酸素不足:
- 長時間の装用で角膜が酸素不足に
- 目のトラブルの原因になる
- 紛失のリスク:
- 手術中にずれて紛失
- 術後に取り出すのが困難
対処法:手術前日から眼鏡で過ごすか、手術当日の朝に外しましょう。眼鏡も金属フレームの場合は外す必要があります。
金属類について
電気メスを使用する手術では、やけどが生じる可能性があると言われています。指輪はむくみが強くなった時、指先が締め付けられる可能性があり、紛失のおそれがあるから。
金属類のリスク
- 電気メスによるやけど:
- 電気メスの電流が金属に集中
- 金属部分が発熱してやけどの原因に
- 重度のやけどになる可能性がある
- 指輪による締め付け:
- 手術中や術後にむくみが出る
- 指輪で血流が悪くなる
- 最悪の場合、指が壊死する可能性
- 紛失のリスク:
- 手術中に外れる可能性
- 大切なアクセサリーを失う
- 病院側も責任が取れない
入れ歯について
喉につかえて呼吸困難になるのを防ぐのと、紛失のおそれがあるから。
入れ歯のリスク
- 誤嚥のリスク:
- 全身麻酔で意識がない状態
- 入れ歯が外れて喉に詰まる
- 呼吸困難や窒息の危険
- 破損のリスク:
- 挿管時に入れ歯が破損
- 破片が気道に入る危険
- 紛失のリスク:
- 手術中に紛失する可能性
- 高価な入れ歯を失う
指輪を外す方法
事前に外すことをおすすめします
※※※特に指輪は緊急手術以外の時は事前に外すことをおすすめします※※※
実体験:手術前の指輪トラブル
母が手術する時、指輪を外すのを忘れ、指輪を外すのを待って手術が開始されました。
運良く石鹸水を使って、5分ほどで外れたみたいですが、万全の体制で取り組んで、手術を無事成功させようと待っているドクターに、申し訳ない雰囲気になります。
トイレに行く事も言えずにそのまま手術室に、しかし手術室では薄着のため、トイレが我慢できなくなり、車椅子でトイレまで運ばれる事になりました。
長年連れ添った大切な結婚指輪は、そう簡単には外れません。
そこでこのやり方をすると簡単に外れますよ。
最悪の場合指輪を切断するみたいです
これだけは避けたいですね。
糸を使った指輪の外し方
指に糸を巻き、糸を関節までグルグル巻き、指輪に糸を通し糸を引っ張りながら指輪を外していきます
※動画は紐ですが、手芸糸やタコ糸でも出来ます
手順(詳細)
- 準備するもの:
- 細くて丈夫な糸(デンタルフロス、手芸糸、タコ糸など)
- 長さ50cm〜1m程度
- 糸を指輪の下に通す:
- 糸の端を指輪の下(手首側)に通す
- この端は後で引っ張るので、長めに残す
- 指に糸を巻く:
- 指輪の上(指先側)から糸を巻き始める
- 指の関節まで隙間なくグルグル巻く
- きつく巻きすぎないように注意
- 指輪を外す:
- 指輪の下に残しておいた糸の端を引っ張る
- 巻いた糸をほどきながら指輪を上に移動させる
- ゆっくり少しずつ引っ張る
ポイント:指がむくんでいる場合は、水で冷やすとむくみが引いて外しやすくなります。
その他の指輪の外し方
1. 石鹸水を使う方法
- 指と指輪に石鹸水をたっぷりつける
- 滑りやすくして指輪を回しながら外す
- ハンドクリームやオイルでも代用可能
2. 冷水で冷やす方法
- 冷水に手を数分浸ける
- むくみが引いて指が細くなる
- その間に石鹸水をつけて外す
3. 手を高く上げる方法
- 手を心臓より高く上げて数分保つ
- 重力で血液が下がり、むくみが引く
- その後、石鹸水で外す
注意:無理に外そうとすると指を傷めます。どうしても外れない場合は、病院のスタッフに相談しましょう。専用の工具で安全に外してもらえます。
事前に外しておくべき理由
- 時間に余裕がある:自宅でゆっくり試せる
- 手術が遅れない:他の患者様に迷惑がかからない
- 医療スタッフの負担軽減:手術準備に集中してもらえる
- 精神的な余裕:手術前の緊張が和らぐ
- 紛失リスクの軽減:自分で管理できる
おすすめ:手術の1週間前から毎日指輪を外す練習をしましょう。むくみの少ない朝に外すのがコツです。
手術前の準備チェックリスト
外すもの・落とすもの
化粧・ネイル
- ☐ ファンデーション
- ☐ 口紅・リップグロス
- ☐ アイシャドー
- ☐ マスカラ
- ☐ アイライナー
- ☐ チーク
- ☐ マニキュア・ジェルネイル
- ☐ つけ爪
- ☐ フットネイル(足の手術の場合)
アクセサリー
- ☐ 指輪(結婚指輪含む)
- ☐ ピアス・イヤリング
- ☐ ネックレス
- ☐ ブレスレット・腕時計
- ☐ ヘアピン・ヘアゴム(金属付き)
- ☐ ボディピアス
装着物
- ☐ 入れ歯
- ☐ コンタクトレンズ
- ☐ 眼鏡(金属フレーム)
- ☐ 補聴器
- ☐ ウィッグ・カツラ
その他
- ☐ 湿布
- ☐ 使い捨てカイロ
- ☐ エレキバン等の磁気治療器
手術前日にやっておくこと
- 指輪を外す:むくみが少ない朝に外して保管
- ネイルを落とす:除光液でしっかり落とす
- ジェルネイルを落とす:ネイルサロンで落としてもらう
- 入れ歯ケースの準備:入れ歯を入れるケースを用意
- 眼鏡ケースの準備:眼鏡を入れるケースを用意
- 貴重品の管理:家族に預けるか、病院の金庫に預ける
手術当日の朝にやること
- 洗顔:化粧をせずにしっかり洗顔
- コンタクトレンズを外す:眼鏡に切り替える
- 最終チェック:金属類が残っていないか確認
- 病院着に着替え:下着も金属がないものに
例外について
手術によっては、外さなくても良い事もあるみたいです。主治医のもとご確認下さい。
外さなくても良い場合の例
- 局所麻酔の小手術:電気メスを使わない簡単な手術
- 手術部位から離れている:足の手術で首のネックレスなど
- 医師の許可がある:主治医が問題ないと判断した場合
重要:自己判断せず、必ず主治医や看護師に確認してください。安全のため、基本的には全て外すことをおすすめします。





