家族の入院、不安なのは当たり前です

色々な事情で、ご家族の方の入院が、決まった時不安です。

僕も妻が入院した時は、家の中の事が分からず慌てしまいました。

そんな時にチョットでも、お役に立てればと思い作りました。

4つのステップで考えましょう

事前にやれること入院中退院間近退院・帰宅

この4ステップを考えて行動されるといいと思います。

ステップ1:事前にやれること

入院準備用品をそろえる

病院の方から、これだけは必ず用意して下さいと、言われる入院準備用品があります。

入院中に引き落とされるお金をチェックする

入院準備にあわててしまい、光熱費等の口座引き落とし日やご請求書のお振込み期限日と、言う事もあります。

確認すべき支払い項目

  • 電気・ガス・水道などの公共料金
  • 家賃・住宅ローン
  • クレジットカードの引き落とし
  • 保険料(生命保険、自動車保険など)
  • 携帯電話・インターネット料金
  • 学校の給食費・授業料
  • 習い事の月謝

ポイント:引き落とし口座の残高確認も忘れずに。入院中に残高不足にならないよう、余裕を持って入金しておきましょう。

職場などに伝える

職場には、配偶者や家族が、入院をする事を伝えると、急な呼び出し等にも、対応出来ます。

職場に伝えるべきこと

  • 入院の事実:家族が入院することを上司に報告
  • 入院期間:予定されている入院期間(わかる範囲で)
  • 緊急連絡の可能性:勤務中に病院から連絡が入る可能性があること
  • 休暇の可能性:お見舞いや付き添いで休暇を取る可能性
  • 業務への影響:残業や出張が難しい場合があること

奥様等女性の方が入院される時には家庭の事をメモしてもらう

家の事を一番知っている女性が、入院すると家の中は、機能停止状態になります。

僕も妻が入院した時、休日料理している私も、調味料の保管場所がわからず、1時間近く探しました。

メモしておくべき家庭の情報

  • 家族の衣類の場所:誰の服がどこにあるか
  • 食器・調理器具の場所:普段使う調理器具の保管場所
  • 掃除、洗濯に必要な、道具の場所:洗剤、掃除機、アイロンなど
  • 利用しているクリーニング店の連絡先、場所など
  • 蛍光灯や電球などの、備品のストックの場所
  • アイロン、裁縫セットの場所
  • 通帳や保険証等の、金銭的な保管場所

実体験:裁縫が一番困りました

僕がこの中で一番困ったのは、裁縫でした。子供のゼッケンを、体操着に急につけないと、いけなくなり、裁縫道具を探し、YouTubeで裁縫のやり方を、観ながら悪戦苦闘し頑張りました。

子供がいる家庭での準備

お子さんがいる家庭では、さらに細かい準備が必要です。

  • 学校・保育園への連絡:母親の入院を担任に伝える
  • 緊急連絡先の変更:学校の緊急連絡先を更新
  • お弁当の対応:作れない場合の代替案を考える
  • 送り迎えの手配:祖父母や近所の方に協力依頼
  • 宿題のチェック:誰が確認するか決めておく
  • 学校行事:参観日や面談の予定を確認
  • 習い事の調整:送迎や月謝の支払いを確認

ペットのお世話について話し合う

ペットは家族の一員です。家に誰もいない時にどうするか?を話しあうことが大切です。

あわてていると、後回しにしてしまったり、誰か世話をしているだろうと、曖昧になってしまう事があります。

我が家の手乗り文鳥・金魚は、皆で役割分担し、世話係チームで頑張りました。

ペットの世話で決めておくこと

  • 餌やりの担当:誰が何時に餌をあげるか
  • 散歩の担当:犬の場合、朝晩の散歩担当を決める
  • トイレの掃除:猫砂やケージの掃除担当
  • 水の交換:新鮮な水を毎日用意
  • 体調チェック:異変がないか確認する担当
  • 動物病院の連絡先:緊急時の連絡先を共有

ゴミ出しのやり方

ゴミの分別方法やゴミ出し日は、やっておかないと全く分かりません。帰宅後にゴミがたまらないように、ゆっくりお伝え下さい。

私はゴミの分別が、理解できず、困った経験があります。

ゴミ出しで確認すべきこと

  • 曜日別の分別:燃えるゴミ、プラスチック、缶・瓶などの曜日
  • ゴミ出し時間:前夜か当日朝か
  • ゴミ袋の種類:指定のゴミ袋の保管場所
  • 粗大ごみの出し方:申込方法と料金
  • 資源ごみの分別:新聞、段ボール、牛乳パックなど

ポイント:自治体のゴミ分別表を冷蔵庫に貼っておくと便利です。スマホで写真を撮っておくのもおすすめ。

手ぶら入院も考えてみる

重い荷物を抱えて、病院まで行くのではなく、事前に病院に荷物を送る。寝間着などレンタルできるものは、レンタルして負担を減らす。

入院手続きに必要な書類確認

入院当日に指定された時間までに、入院手続きに必要な書類や入院必需品を持ち、入退院センター受付に提出する、書類を再度確認して下さい。

もしも忘れた場合は、入院が出来ない場合もございますので、必ず家を出る前にチェックして下さい。

当日は病棟までは受付の方から、指示があるので指示に従ってください。

必須書類チェックリスト

  • 健康保険証、生活保護法医療券、医療要否意見書、各種医療の受給者証(※ない場合は自費診療扱いになるので、ご注意ください)
  • 老人一部負担減額・免除証明書 や 入院時食事療養費減額認定証(※提示することでお支払が安くなる可能性があります)
  • 印鑑
  • 診察券
  • 入院申込書(病院から受け取った書類に記入)
  • 病衣使用確認書(病衣をご利用されるときに提出)
  • 限度額適用認定証(高額療養費制度)
  • 保険金・給付金のご請求用書類
  • その他 病院から記入提示がある書類

ステップ2:入院中

お見舞いに来られた方のチェック

お見舞いに来られた方で、お返しが必要な人をチェックすると、退院後楽です。

お見舞い帳の作り方

  • 訪問者の名前:フルネームで記録
  • 訪問日時:いつ来られたか
  • お見舞い品:何をいただいたか(金額も控える)
  • お返しの要否:お返しが必要かメモ
  • 住所・連絡先:お返しを送る際に必要

ポイント:お見舞い返しは、いただいた金額の半分〜1/3程度が目安です。退院後1ヶ月以内に送るのがマナーです。

洗濯物の管理

入院中患者様が一番心配されるのが、お洗濯物。汚れた洋服・パジャマや下着等は短期入院であれば、病室にまとめて置いておけます。

長期入院となりますと、お洗濯が必要となります。特に女性の下着を、家族でも男性にお渡しするのは・・・

洗濯物の対処法

  • ご家族や知人の女性にお願いする
  • 使い捨ての下着をご使用
  • 病院内にあるコインランドリーで洗濯
  • ショーツが汚れないように生理用ナプキンを付け交換(これは海外に行かれた女性バックパッカーの方が、洗濯物や荷物を最小限にする為にされています)
  • 病院の洗濯代行サービスを利用

家の中の報告

今現在家の中がどうなっているのか?聞きたいものです。子供が泣いたとか、些細な事をどんどんお伝えしましょう。

逆に社会情勢は、テレビを観ている事が多く詳しいです。

報告すると喜ばれること

  • 子供の様子:学校での出来事、食事、睡眠
  • ペットの様子:元気に過ごしているか
  • 食事の内容:何を食べたか(写真を見せるとなお良い)
  • 家事の進捗:掃除、洗濯の状況
  • 天気や季節の変化:外の様子
  • 近所の出来事:日常的な出来事

お見舞いに来て欲しい人を聞く

症状が和らいでくると、友人知人に会いたくなります。

お見舞いの調整

  • 体調を確認:お見舞いを受けられる体調か確認
  • 面会時間の確認:病院の面会時間をチェック
  • 人数制限:一度に大勢だと疲れるため、少人数で
  • 訪問時間の調整:検査や処置の時間を避ける

町内会、自治会などの当番、行事の参加

町内によっては、出席しないとお付き合いが、出来なくなる事もあります。近所づきあいは大切です。

  • 町内会の当番(ゴミ当番、清掃当番など)を代わってもらう
  • 回覧板の対応を隣近所に依頼
  • 地域行事の欠席を事前に連絡

植物・家庭菜園等のお世話

植物や家庭菜園の水やりなど手入れ。私は嫁が入院し、子供の世話などに追われて、植物と家庭菜園を、枯らしそうになりました。

  • 水やりの頻度:何日おきに水をあげるか確認
  • 場所の確認:どこに何の植物があるか
  • 特別な世話:肥料や剪定が必要な植物
  • 近所や知人に依頼:自分で難しい場合は協力を求める

ステップ3:退院間近

家の掃除

家の掃除が、一番大切です。綺麗な部屋で静養してもらう為に、大掃除。

重点的に掃除すべき場所

  • 寝室:シーツ、布団カバーを洗濯して清潔に
  • リビング:患者が長時間過ごす場所を快適に
  • トイレ・洗面所:特に清潔に保つ
  • キッチン:衛生的な環境で食事を準備
  • 玄関:帰宅時の第一印象が大切

食材の買い出し

帰ってきてすぐに家事が、出来るわけではありませんが、お一人になった時食材があると助かります。

用意しておくと良い食材

  • すぐ食べられるもの:パン、インスタント食品
  • 栄養があるもの:野菜、果物、卵、豆腐
  • 冷凍食品:長期保存できて便利
  • 飲料:お茶、ジュース、スポーツドリンク
  • 調味料:切らしていないか確認

家庭で病気に向き合う姿勢作り

患者様の病気によっては、知識などを勉強し、家族一丸でサポートが必要になってきます。

  • 病気について学ぶ:主治医からの説明をメモし、家族で共有
  • 服薬管理:薬の飲み方、タイミングを確認
  • 食事制限:塩分、カロリーなどの制限を理解
  • リハビリ:家庭でできるリハビリ方法を確認
  • 緊急時の対応:どんな症状で病院に連絡すべきか

領収書の整理

治療にかかった領収書の整理を、早めにしましょう。退院後は色々とやることが多く、領収書を紛失してしまう事がございます。

病院の領収書は紛失してしまうと再発行が出来ません。

領収書整理のポイント

  • 日付順に整理:時系列で並べる
  • 項目別にファイリング:入院費、薬代、検査代など
  • コピーを取る:原本とコピーを別々に保管
  • デジタル化:スマホで写真を撮っておくと安心
  • 医療費控除の準備:確定申告に備える

退院時の着替え

退院する時に着る、洋服をそろえる。

  • 季節に合った服装を準備
  • 着脱しやすいゆったりした服
  • 清潔で気持ちの良い服
  • 靴は履きやすいものを

入院前と変わったことをメモする

調味料のストックを使ったとか、病院で報告し忘れたり、再度伝えたいことをメモする。

  • 使い切った日用品
  • 壊れた家電
  • 学校行事の予定
  • 支払った請求書
  • 近所からの連絡事項

ステップ4:退院・帰宅

主治医の先生・看護師さん・お世話になった同室の患者様に挨拶

おせわになった方々への挨拶、前日にすまされると良いです。当日はバタバタして挨拶できないこともあります。

挨拶のポイント

  • 主治医:退院前の最終診察時にお礼を
  • 看護師さん:ナースステーションで全員にお礼
  • 同室の患者様:簡単な菓子折りを渡すことも
  • 感謝の言葉:具体的にお世話になったことを伝える

帰宅後は静養してもらう

病気に頑張った患者様の心と身体を癒して下さい。

静養のための環境づくり

  • 無理をさせない:家事は家族が分担
  • 十分な睡眠:静かな環境を確保
  • 栄養のある食事:体力回復を優先
  • ストレスを減らす:来客は控えめに
  • 気分転換:散歩など軽い運動を医師と相談

通院について家族で話し合う

通院が必要で、介護が必要な場合は話し合いましょう。どんな些細な事でも話し合ってサポートしましょう。

通院サポートで決めること

  • 通院日程:家族のスケジュールと調整
  • 付き添い担当:誰が付き添うか
  • 交通手段:車、タクシー、公共交通機関
  • 待ち時間対策:長時間待つ場合の工夫
  • 薬の受け取り:院内薬局か院外薬局か

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