情報確認日:2026-03-08 | 入院パジャマの選び方について医療用帽子専門店tendreが解説

入院中に最適なパジャマとは

入院中に最適なパジャマとは、どの様なパジャマなんでしょうか?

入院生活を快適に過ごすためには、パジャマ選びが非常に重要です。検温、診察、血圧測定、点滴など、様々な医療行為に対応できるパジャマが求められます。

病院のレンタルパジャマでくつろぐ女性

病院のレンタルパジャマを利用する

レンタルパジャマのメリット

病院のレンタルパジャマがある場合は、1日200円程度で借りる事が出来ます。

洗濯の心配などを考えると、レンタルのパジャマは洗濯もレンタルパジャマの業者様が行ってくれるので最適です。

レンタルパジャマの特徴

  • 洗濯不要:業者が定期的に洗濯・交換してくれる
  • 機能性:前開きで袖口も広く、医療行為に適している
  • 清潔:常に清潔なパジャマを着用できる
  • 手軽:荷物を減らせる
  • デザイン:シンプルで清潔感のあるデザイン

洗濯の頻度

洗濯の頻度は、病院によって異なりますので、入院時に聞かれると良いですよ。

  • 週2回:多くの病院で採用されている
  • 週3回:夏場や汗をかきやすい時期
  • リクエスト制:必要に応じて交換できる病院も

レンタルパジャマのデメリット

病院のレンタルパジャマは良い事だけじゃないんです。

費用の問題

費用が1日200円程度で安いと思いますが、短期入院はレンタルパジャマがおすすめですが、長期入院は新品のパジャマが数組位買える金額になる場合もあります。

費用の計算例

1ヶ月の長期入院の場合:

200円 × 30日 = 6,000円

→ 3,000円のパジャマが2組買えます

1週間の入院の場合:

200円 × 7日 = 1,400円

→ 退院後に着れるパジャマを買っても良いかもと思える金額

その他のデメリット

  • サイズが合わない:標準サイズのみの場合がある
  • デザインが選べない:病院指定のデザインのみ
  • 肌に合わない:素材が肌に合わない場合がある
  • 退院後に使えない:退院時に返却が必要

レンタルと購入の判断基準

レンタルがおすすめの場合

  • 短期入院(1週間以内):費用が安く済む
  • 緊急入院:準備する時間がない
  • 洗濯ができない:家族のサポートが得られない
  • 荷物を減らしたい:身軽に入院したい

購入がおすすめの場合

  • 長期入院(2週間以上):費用を抑えられる
  • 頻繁に入院する:繰り返し使える
  • 肌が敏感:肌に合う素材を選べる
  • 退院後も使いたい:自宅療養でも使える

入院パジャマの必須条件

1. 前にボタンが付いている、前開きのパジャマ

入院中、毎日の様に検温があります、前が閉じているタイプだと、検温も大変です。

担当の医師の診察時に、聴診器等で胸などを音を聴診されるので、そんな時前開きが便利です。

前開きが必要な理由

  • 検温:脇の下に体温計を入れやすい
  • 聴診:胸の音を聴くときにすぐ開けられる
  • 心電図:胸に電極を付けるときに便利
  • 術後のチェック:傷跡の確認がしやすい
  • 着脱が楽:体調が悪いときでも着替えやすい

ポイント:ボタンは大きめで、留めやすいものがおすすめです。スナップボタンも便利です。

2. 袖口が広いパジャマ

手術後は、点滴等を付けた状態で、麻酔から覚めるまで、ベットに寝かされます。

点滴などの管が、袖口が広いパジャマじゃないと、邪魔になってしまいます。

袖口が広い理由

  • 点滴の管:袖口を通しやすい
  • 血圧測定:腕をまくり上げやすい
  • 採血:肘の内側にアクセスしやすい
  • 着脱:点滴をつけたまま着替えられる

血圧測定について

毎日の検温と同時に行うのが、血圧測定です。

血圧測定の時に腕をまくり上げる事が出来ないとうまく測定出来ない事があります。

目安:袖口の幅は、手首の周囲 + 10cm以上が理想的です。

3. 生地はなるべく、綿素材のパジャマ

生地が厚かったりすると、どうしても寝苦しいです。

綿素材のパジャマは、通気も良く、程よい湿度があって乾燥肌になりにくく、洗濯も楽です。

綿素材のメリット

  • 通気性:蒸れにくく快適
  • 吸湿性:汗を吸収してサラッと
  • 保温性:程よい温かさを保つ
  • 肌に優しい:敏感肌でも安心
  • 洗濯が楽:丈夫で洗濯機で洗える
  • 静電気が起きにくい:冬場でも快適

避けたい素材

  • ポリエステル100%:蒸れやすく、静電気が起きやすい
  • 厚手のフリース:病院は暖房があるため暑い
  • 化学繊維:肌荒れの原因になることがある

おすすめ:綿100%、または綿混紡(綿80%以上)が理想的です。

4. 上下別れているセパレートタイプのパジャマ

上下別れてないと、とても不便です。

セパレートタイプが必要な理由

  • 診察:下半身の診察時に上だけ脱げる
  • トイレ:下だけ脱げるので楽
  • 着替え:上下別々に着替えられる
  • 点滴時:上だけ着替えられる
  • 温度調節:上だけ脱いで調節できる

ズボンのポイント

  • ウエストゴム:締め付けが少なく楽
  • ゆったりサイズ:むくみにも対応できる
  • 長さ:裾が長すぎないもの(つまずき防止)

入院時に最適なパジャマのまとめ

入院時に最適なパジャマは

病院のレンタルパジャマが最適なパジャマです

病院のレンタルパジャマは、前開きで、袖口も広く、生地は綿素材で、上下別れていて、シンプルなデザイン。

パジャマを購入する場合のチェックリスト

色々と考えるとパジャマを持って行きたいですよね。洗濯の事を考えて購入も検討してくださいね。

必須条件

  • ☑ 前開きで、ボタンが付いている
  • ☑ 袖口が広い(手首 + 10cm以上)
  • ☑ 生地は綿素材(綿100%または綿80%以上)
  • ☑ 上下別れているセパレートタイプ

推奨条件

  • ☑ 柄はなるべくシンプル
  • ☑ 色は落ち着いた色(派手すぎない)
  • ☑ サイズはゆったり(普段より1サイズ大きめ)
  • ☑ 洗濯機で洗える
  • ☑ 乾きやすい生地

注意:柄はなるべくシンプルな方が良いですよ。派手過ぎると、他の人からあまり良く思われないかもしれませんので。

パジャマの必要枚数

入院期間別の必要枚数

短期入院(1週間以内)

  • レンタル利用:0枚(病院のレンタルを利用)
  • 持参する場合:2から3枚
  • 理由:家族が週2回洗濯してくれる場合

中期入院(2週間から1ヶ月)

  • 推奨枚数:3から4枚
  • 理由:洗濯の頻度を考慮して余裕を持つ

長期入院(1ヶ月以上)

  • 推奨枚数:4から5枚
  • 理由:季節の変わり目や洗濯の遅れに対応

洗濯の考慮

家族が洗濯してくれる場合

  • 週2回:3枚あれば十分
  • 週1回:4から5枚必要

病院のランドリーサービスを利用する場合

  • 有料サービス:1回300円から500円程度
  • 返却:2から3日かかる場合が多い
  • 必要枚数:4から5枚

自分で洗濯する場合

  • コインランドリー:病院内または近隣にある場合
  • 必要枚数:2から3枚で回せる
  • 注意:体調によっては難しい場合も

季節別のパジャマ選びのポイント

春・秋(3月から5月、9月から11月)

  • 素材:綿100%の薄手から中厚手
  • 袖丈:長袖
  • ズボン:長ズボン
  • 注意:朝晩の温度差に対応できるよう、重ね着できるものを

夏(6月から8月)

  • 素材:綿100%の薄手、ガーゼ素材
  • 袖丈:半袖または7分袖
  • ズボン:長ズボン(冷房対策)
  • 注意:病院は冷房が効いているので、長袖も1枚あると安心

冬(12月から2月)

  • 素材:綿100%の中厚手から厚手、起毛素材
  • 袖丈:長袖
  • ズボン:長ズボン
  • 注意:病院は暖房が効いているので、厚すぎないものを
  • 追加:カーディガンやベストがあると便利

パジャマ選びのその他の注意点

デザインについて

  • シンプルが基本:無地、またはシンプルな柄
  • 落ち着いた色:白、ベージュ、淡いブルー、グレーなど
  • 避けたいデザイン:派手な柄、キャラクターもの、露出の多いデザイン
  • 理由:大部屋では周りへの配慮が必要

サイズについて

  • ゆったりサイズ:普段より1サイズ大きめがおすすめ
  • むくみ対策:手術後や点滴でむくむことがある
  • 動きやすさ:締め付けがないものが楽
  • 丈:ズボンの裾が長すぎないこと(転倒防止)

機能性について

  • ポケット:スマホやティッシュを入れられる
  • ボタンの大きさ:大きめで留めやすい
  • 縫製:丈夫で洗濯に強い
  • タグ:肌に当たらない位置、または取り外せるもの

購入場所

  • 医療用品店:入院用パジャマの専門品
  • デパート:品質の良いパジャマ
  • 通販:レビューを参考に選べる
  • 量販店:手頃な価格で購入できる

ポイント:医療用品店の入院用パジャマは、病院の要件を全て満たしているので安心です。

よくあるご質問

Q1. 入院中のパジャマは病院のレンタルと自分で持参するのどちらがよいですか?それぞれのメリットとデメリットを教えてください。

短期入院(1週間以内)や急な入院、家族が洗濯に来られない場合は病院のレンタルパジャマがおすすめです。1日200円程度で借りられ、業者が洗濯・交換してくれるので手間がかかりません。ただし1ヶ月入院すると200円 × 30日 = 6,000円になり、3,000円のパジャマが2組買えてしまいます。長期入院(2週間以上)、肌が敏感でレンタルの素材が合わない、退院後も自宅で使いたい場合は自分で購入して持参する方が経済的でおすすめです。

Q2. 入院パジャマはなぜ前開きでないといけないのですか?前が閉じているタイプでは何が困りますか?

入院中は毎日検温があり、前が閉じているタイプだと脇に体温計を入れるたびに服をめくる必要があり大変です。また医師の診察では聴診器で胸や背中の音を聴くため、前開きでないとその都度パジャマを脱がなければなりません。心電図検査では胸に電極を複数貼り付けるためやはり前開きが必要です。術後は傷跡の確認も頻繁に行われます。体調が悪いときでもボタンを外すだけで着替えられる前開きは、入院中の基本条件です。ボタンは大きめで留めやすいものかスナップボタンがおすすめです。

Q3. 入院パジャマはなぜ袖口が広くないといけないのですか?点滴や血圧測定とどう関係しますか?

手術後は点滴の管を腕につけたまま目が覚めます。袖口が狭いと点滴の管が袖に通らず、着替えるたびに看護師に手伝ってもらわなければなりません。また毎日の検温と同時に血圧測定があり、血圧計のカフ(腕に巻くもの)を付けるために腕をまくり上げる必要があります。袖口が狭いと腕をまくれずうまく測定できないことがあります。採血も肘の内側を露出させる必要があるため同様です。袖口の幅は手首の周囲 + 10cm以上を目安に選んでください。

Q4. 入院パジャマに綿素材がすすめられるのはなぜですか?化学繊維やフリースではいけませんか?

綿素材は通気性と吸湿性に優れているため、病院の空調環境でも蒸れにくく汗を吸収してさらっとしています。肌に優しく敏感肌でも安心して使えます。静電気が起きにくい点も点滴や医療機器を使用する入院中には安心です。一方ポリエステル100%は蒸れやすく静電気が起きやすいため不向きです。フリースは暖かさは十分ですが、病院は暖房が効いているため厚手すぎて暑くなりがちです。化学繊維は肌荒れの原因になることもあります。綿100%または綿80%以上の混紡素材を選んでください。

Q5. 入院パジャマはなぜ上下セパレートタイプでないといけないのですか?ワンピースタイプでは何が困りますか?

ワンピースタイプは上下がつながっているため、下半身の診察や処置のときに全部脱がなければならず体への負担が大きくなります。トイレのたびに全体を下げる必要もあり、体調が悪いときには特に辛いです。セパレートタイプ(上下別々)であれば、点滴をつけたまま上だけ交換する、下半身の診察時に上はそのままにする、温度調節のために上だけ脱ぐなど、状況に応じた対応ができます。ズボンはウエストゴムでゆったりサイズのものを選ぶと、手術後のむくみにも対応できます。裾が長すぎると転倒の原因になるため丈も確認してください。

Q6. 入院パジャマは何枚持っていけばよいですか?入院期間と洗濯の状況別に教えてください。

家族が週2回洗濯に来てくれる場合は3枚あれば十分です。週1回しか来られない場合は4から5枚必要です。入院期間別に目安をまとめると、1週間以内の短期入院で持参する場合は2から3枚、2週間から1ヶ月の中期入院は3から4枚、1ヶ月以上の長期入院は4から5枚が推奨です。病院のランドリーサービスを使う場合は1回300円から500円程度かかり、返却まで2から3日かかることが多いため4から5枚あると安心です。季節の変わり目で薄手と厚手を使い分ける場合は1から2枚多めに用意しましょう。

Q7. 病院のレンタルパジャマは1日何円かかりますか?1週間や1ヶ月入院した場合の費用はいくらになりますか?

病院のレンタルパジャマは1日200円程度が目安です。1週間入院すると200円 × 7日 = 1,400円、2週間で2,800円、1ヶ月で6,000円になります。1,400円はちょうど退院後に自宅で使えるパジャマを購入できる金額です。1ヶ月の6,000円になると3,000円のパジャマが2組買える金額になります。そのため1週間以内の短期入院やすぐに準備できない急な入院ではレンタルが便利ですが、2週間以上の入院では購入した方が経済的です。なお料金は病院によって異なるため、入院前に確認しておきましょう。

Q8. 入院パジャマのサイズはどのくらいゆったりしたものを選べばよいですか?手術後にむくむ場合の対策も教えてください。

入院パジャマは普段着ているサイズより1サイズ大きめを選ぶのがおすすめです。手術後や点滴によって手足や体全体がむくむことがあり、いつものサイズでは締め付けが生じて辛くなることがあります。特にズボンはウエストゴムでゆったりしたものを選んでください。袖口も広めのものを選ぶとむくんだ腕への負担が少なくなります。全体的に締め付けのない動きやすいサイズが入院中には適しています。ただし大きすぎるとズボンの裾が長くなり転倒の原因になりますので、丈の確認も忘れずに行ってください。

Q9. 入院パジャマのデザインや色はどう選べばよいですか?大部屋での注意点も教えてください。

入院パジャマは無地またはシンプルな柄を基本に選んでください。色は白・ベージュ・淡いブルー・グレーなど落ち着いたものが無難です。大部屋では他の患者さんの目に触れることが多いため、派手な柄やキャラクターものは避けた方が無難です。露出の多いデザインも周囲への配慮として避けましょう。また病院では名前を書くよう求められることがあるため、名前を書きやすい白いタグや綿素材であることが便利です。シンプルなデザインは退院後も自宅やちょっとした外出時にも使いやすく、長く活用できます。

Q10. 夏の入院と冬の入院でパジャマの選び方は変わりますか?病院内の温度環境も含めて教えてください。

夏(6月から8月)の入院では、病院は冷房が効いているため外気ほど暑くありません。綿100%の薄手やガーゼ素材で半袖または7分袖が快適ですが、冷房対策としてズボンは長ズボンにして、長袖を1枚持参しておくと安心です。冬(12月から2月)の入院では、病院は暖房が効いているため厚手すぎるものは避けてください。綿100%の中厚手で長袖・長ズボンが基本で、カーディガンやベストを1枚追加しておくと脱ぎ着で温度調節しやすくなります。春・秋は朝晩の温度差があるため重ね着できる薄手のものを複数用意しましょう。

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