お役にたちそうな情報

地震直後の対応や対策や行動に役に立つ情報!まずはこれ!

地震による災害におきまして、被災された皆様にお見舞い申し上げます。

そして被災された地域の一日も早い再建と復興を、心からお祈り申し上げます。
地震直後の対応や対策や行動に役に立つ情報!は、熊本地震で被災し最長で40日間避難所生活をしたtendreスタッフ一同が、実際地震の際にやった行動や対策です
地震で被災された方で、お住まいがダメージを受けたけど、継続して住む事が出来る・もしくは数年以内に立て替えなければならないけど、当面は住める方々にとって役に立つ情報です
地震直後から役に立つ情報の目次
●熊本地震で経験した大地震直後

●地震直後からのライフラインについて
 ●地震災害ゴミについて
 ●地震直後からの電話・インターネット等通信網について
 ●ガソリンについて
 ●地震の時、移動しやすい手段とは
 ●地震直後から役に立つスマートフォンのアプリケーション
 ●地震災害ゴミについて

●避難所に持って行くと便利な物

●地震時の不動産物件の探し方

●罹災(り災)証明書について
▲店舗・事業所等の罹災証明書

●地震保険について


●熊本地震で経験した大地震直後
大地震当初はまず動けません
とりあえず、物が落ちない場所に揺れが収まるまでジーっとしとくしか無かったです

多分大地震を夜に経験された方は、一緒だと思います
地震直後停電になり、夜は真っ暗何もかも分かりません
物が落ちて、割れているのが分かりますが、明かりが無いため何も動けません

昼間だと割れた物とかが分かるので、まだ逃げると言う行動が出来るかもしれません

落ち着いて、安全な場所、基本は広い駐車場に行くと思います

ある程度揺れが収まってから、避難所や次の行動になると思います

大地震の時って、震度7や震度6強は1回かも知れませんが、震度5・4・3が断続的に起こり、身体が常に揺れている感じで軽い船酔い状態になります
この身体が揺れている感じは1週間程続きました

こんな時はあまり無理せずに、避難所に向かわず、とりあえず、広い駐車場に待機される方が良いです
広い駐車場には、数名の方が集まって来られると思います

マンションの駐車場で非難すると外壁が落ちる事があります
これには気を付けて避難して下さい

停電した状態で非難される時、ブレーカーだけは、落として非難して下さい



地震後まずする事は
 地震によって家の中の壊れた物
 地震によって動いた家具や家電製品
 地震によって亀裂が入った壁
 地震によって倒れて傷が入った家具
 地震によってドアが開いた冷蔵庫
 地震によって着れなくなった洋服
  等など

地震によってどうかなってしまった物等を撮影する事

片付けが終わった後では、分からなくなりますし、証拠として提出する事も出来ません
早く以前の生活に戻りたいと思う気持ちはよくわかります

しかし撮影するかしないかでは、後々変わって来る事がありますので沢山撮影される事をお勧めします

撮影した写真は、り災証明書・地震保険等で使います



●地震直後からのライフラインについて
ライフラインは電気→水道→ガスの順番に復旧工事が終わります
停電が続くと、全ての行動が麻痺しますので、停電がある場合は、昼間に行動し、夜は安全な場所であまり動かない方が良いです

ライフラインの中で、断水が一番ボディーブローに効いてきます

飲料水は最初の2日間程で流通されますし、避難所には飲料水のペットボトルが大量に運ばれるので、飲料水はあまり心配はいりません
乳児のおられるご家庭の場合は、ミルクがお湯を沸かす事が出来る様に、避難所でも電気ポットやカセットコンロを確保される事をお勧めします

生活用水が使えない、蛇口から水が出ない事により、水洗トイレがまず使えません
この水洗トイレの為に、断水が何日で復旧工事が終わるのかで、体力気力を消耗が変わります


1回の水洗トイレに使う水は約7Lです
ジャーっと流しただけで約7L

7L=7キロ

4人家族で、1日一人1回トイレを使ったとして、約28L
マンションで、エレベーターは余震が続く間は停止させている事が多く、例えば8階にお住いの場合は8階まで毎日約28Lを運ぶ事になります
これはトイレだけの水です

あと生活用水は手洗い・歯磨き・洗濯等々使います
どれだけあっても水は足りません

マンションの場合、エレベーターがあるから運ぶのも楽だと思われますが
震災後は余震があるので、マンションのエレベーターが震度を感知して止まって動きません
震度4を感知したら止まる設定になってました
熊本県の時震度4以上は4月22日迄は毎日
5月7日迄断続的に震度4以上起こる為、エレベーターは稼働できない状態でした
毎日水を階段で運ぶ事になります

マンションの住人の知り合いの方が、排水件洗浄する為の車を持っている方がいたので、その動力を使って、マンションの最上階の方から順番に生活用水様にお風呂場に水を配給しました
満タンのバスタブには、約250Lの水が入りましたが、これも10日間持ちません
勿論水は飲料水には使えない水なので、トイレのみ

もしも排水管洗浄車等ポンプで水をくみ上げる事が出来る車がある場合は、マンションの住人の方でレンタルされると、お年寄りの方々には喜ばれると思います

熊本地震の時、断水が終わったのは1か月後でした

水をバスタブに貯める事が出来る場合は、すぐに行動して下さい

ガスは、2か月位かかりました

停電から電気が点いた時の明るさと暖かさ
水道の蛇口から水が出た時の感動
水道からの水を、ガスで沸かしたお湯の温もりと、震災後初めて家で入ったお風呂への感謝
何気なく通常使っているライフライン
電気・水道・ガスが復旧工事が終わった時の感動と感謝は今でも忘れません



●地震災害ゴミについて
避難所生活が2日間程で落ち着いたら、家の片付けに行かれる思います
何から手を付けて良いのか分かりませんよね

しかし、片付ける前にとりあえず家の中の写真を沢山撮る事です
スマホや携帯電話で撮影してOKです
これは、地震保険・罹災証明書等色々と後で役に立ちます
なるべく、被害状況がわかる様に、全体写真と近くの写真があると良いです
証拠は多いほど後で役に立ちます


地震で壊れた物は、大切な思い出が詰まった食器・家具等でゴミではありません
想いでの品です

しかし、そのまま置いていても使えない・使わないのであれば、廃棄するしかありません
震災ゴミと言う名の廃棄をする事で新たなステップと思って思い切って廃棄した方が良いです

最初は、これは持っておきたいと言う気持ちが出ます
しかし、震災ゴミとして出せるのは、期間が決まっており、期間内であれば無料で指定の場所に出すと持って行ってくれます
震災で壊れていたら大型家具等費用がかかるような物でも、無料で持って行ってくれます

我が家も廃棄するのを惜しんで、震災ゴミで出せなかった品物がありました
しかし1年・2年過ぎると使えない・使わない事に改めて気づかされ、費用を払って廃棄しました

お年寄りなどで重い物をご自身で出せない場合は
 震災直後2か月位まではボランティアの方々が、全国から来て頂けます
 大型の家具など運び出すのが、困難な場合はボランティアセンターにお願いすると良いですよ

ゴミ袋について
 ゴミを捨てる時、特に割れた物等は、通常のビニール袋では破けてします
 段ボール箱だと、重みで底が抜けてしまうと、危険です

震災ゴミを廃棄のおすすめは、ホームセンター等に売ってある「土のう袋」
土のう袋はとても丈夫ですし、運ぶのも底が抜けたりしないので危険もありません
必ず持って行く時は、軍手など着用して持って行かれる事をお勧めします

土のう袋は中身が見えないので、マジックで土のう袋に「壊れ物やガラス等」記載されると、業者様も分別が楽です



●地震直後からの電話・インターネット等通信網について

地震直後の通信網は
固定電話→固定電話◎
固定電話→携帯電話〇
携帯電話→携帯電話▲
LINE電話→LINE電話◎


固定電話から固定電話は、停電が無ければつながります
停電の場合は、一斉に携帯電話にかけるので、LINE電話等のアプリを使った通話がつながりやすいです


地震直後は、情報を得る為と、安否確認の電話等で、携帯電話やスマートフォンのバッテリーを使います
極力通話を避け、アプリでメッセージのやり取りをされる事をお勧めします

携帯充電用バッテリーを持ち出す事が出来るなら持って行かれる方が良いです

指定された避難所には無料のWi-Fi(00000JAPAN(ファイブゼロジャパン))が翌日位に設置されます
このフリーWi-Fiは、超強力です
安否確認の電話等、すぐに行わなくても良い場合は、フリーWi-Fiが使える様になってからでも良いですよ

避難所は、コンセントが少ないです、ご自身で延長コード・3つ又タップ等持って行って、充電されると良いです

避難所に指定されて無い、民間の避難所はこの無料のWi-Fiはありません
パケットがパケ放題になって無い場合は、すぐにパケット通信が一杯になってしまいます
緊急処置として、後日パケット通信は震災にあったエリアに関しては、パケット増量される迄2日間程回線が遅くなります



●ガソリンについて
震災直後移動手段としてマイカーを利用します、その時ガソリンが入って無い場合は、どうしようもありません
ガソリンスタンドは長蛇の列です
特にレギュラーガソリンを給油できるガソリンスタンドは、震災直後から少なくなってきます

時間帯をずらすとセルフサービスのガソリンスタンドは、並ばずに給油出来ます
特に夜中は、道路も空いているので給油に最適です

夜中に気を付け無いといけないのが、
震災直後は気持ちが急いでいる方々が多く、
スピード違反・信号無視・ライトが壊れている無灯火が多い
更に、震災で車のフロントガラスやサイドミラー等が破損したまま走行している車も多く
交通事故にならない様に、気を付けて夜中は給油して下さい



●地震の時、移動しやすい手段とは
地震の時、移動手段を乗用車を使われる方が多いです
道路が陥没したりしている為、大渋滞になります

バイクだとすり抜けて行けそうと思われるかも知れませんが、大渋滞になった場合は無意味でした

特に駐車場探しに苦労します

稼働できるコインパーキングは、殆ど埋まってます
タワーパーキングは余震でうまく稼働できずに閉店中が多い
スーパーやコンビニは地震で閉店中

公共交通機関の私鉄やJRが運行していれば、これが一番良いです
バスは大渋滞にはまって時間が全く分からない

地震の時、移動しやすい手段は電動自転車です
女性でも坂道のスイスイ上る事が出来る、電動自転車は最強です

自転車は、細い道路でも自動車の横をする抜ける事も出来ますし、がれきがあっても抱えれば大丈夫

自転車でリュックサックを背負って移動していたので、大渋滞に巻き込まれる事なく、移動できます



●地震直後から役に立つスマートフォンのアプリケーション
震災で一番役に立つのが、スマートフォンです
震災で役に立ったアプリケーションをご紹介します

懐中電灯:地震直後懐中電灯等探す余裕もなく、懐中電灯アプリで停電の中逃げれた
■AbemaTV(アベマTV):地震直後情報が分からない状況で、AbemaTV(アベマTV)はライブでニュースを配信してくれた
■Yahoo!カーナビ・Googleマップ:震災で道路が寸断され、以前と道路状況も変わった中
  備え付けのカーナビでは最新の道路状況が更新されておらず
  アプリケーションのカーナビ最新の道路状況を更新し続けナビゲーションしてくれた
■LINE:県外の友人知人とメッセージのやり取りをする事で情報や愚痴のはけ口をやれたのでストレスが溜まらなかった
■Facebook・Twitter:情報収集>
■リアルタイム:最新の情報が欲しい時
■Yahoo!ニュース:次々に情報が入ってくる
■Yahoo!天気:地震直後から、震度〇が来ますとかサイレンが鳴り響くので、うざいですが、逆に鳴らないと怖くなってくる

県内・県外からあらゆる面で色々な情報を取得し行動しておりました
特に被害状況・道路状況・ライフラインの復旧はこまめにチェック



●避難所に持って行くと便利な物
避難所には色々な方々がおられるので、あまり物を持ち込み過ぎると、盗難など事故になる場合がありますので、最小限に
※スマートフォンは必ず持って行かれる方が良いです
■延長コード:携帯電話・スマートフォンを充電する為に

■銀マット:避難所には毛布は有りますが、マットが無いと床が硬くて寝ずらいです

■寝袋:毛布だけでも寒い場合がありますし、練る時貴重品を寝袋の中に入れると、盗難の心配がありません

■ゲーム機器:子供がいる方で、持っている場合は持って行った方が良いです。

■タオル・トイレットペーパー:フェイスタオル程度で良いのであると便利ですし、トイレでそなえつけのトイレットペーパーが無い時があります

■マジック(筆記用具):盗難防止と間違わない等に物には名前を記載する

布団を持って来た友人知人もいました

枕は、段ボールを適度な高さにし、タオルで巻くと簡易的でありますが、快適な枕に返信します

避難所によりますが、基本は最初に確保した場所に日中は銀マット等敷いたまま外出しても貴重品が無ければ、銀マットが盗難にあう心配はありませんでした
誰かが避難所には1日中いますので、近くで寝ている方と、軽く会話をしとくと防犯にもなります

避難所の盗難は、うっかりご自身の管理ミスで起こった場合が多く、無いと思っていた物が実は家に持って帰っていたとかあります
他人を疑うのも嫌な気持ちですし、疑われるのも嫌な気持ちなので、必要最小限で、盗難に万が一あっても良い様な物だけ持ち込みましょう!



●地震時の不動産物件の探し方
地震で建物が壊れ、転居せざるを得ない時、不動産屋さんに行って探します
その時通常の不動産屋さんの状況ではありません

転居せざる得ない方々が一斉に不動産屋さんに駆け込みます

呑気にどこにしようかなと通常の不動産を探す感じの余裕はありません

短期間で決めるつもりで不動産を探してください

地震直後から賃貸マンション・賃貸住宅を探すには
 1、住みたいエリアを考える
 2、エリアが決まったら、そのエリアに強い地元の不動産屋さんを尋ねる
 3、マンションの入居者募集の不動産屋さんの看板が見えたら電話して、良い物件が無いか尋ね、不動産屋さんを尋ねる
 4、これと思った物件があったら、手付金を払ってでも抑える
 5、2日以内に手付金を払った物件は、ジャッジを不動産屋さんに伝える

 ※手付金を払ったのでのんびりしていると、他の方にご迷惑をお掛けする事になるので、ジャッジはすぐにされる事をお勧めします

これで見つかりますと言うより、これじゃないと見つからなかったです

有名で色々と営業所がある大手の不動産屋さんは誰でもが最初に出向く可能性が高く、3LDK以上の物件は殆ど無く、あるのは良くて2LDKで殆どは1DKでした
家族持ちの方は特に物件が激減します

民間賃貸住宅の借上げ(みなし仮設)と言う事で貸される事も多く、みなし仮設に入居出来るのは罹災証明書で半壊認定以上とか条件があります

特に3LDK以上の広めの物件はみなし仮設が多かったです

みなし仮設も良いですが、みなし仮設の入居期間が決まっていますので、その点はご注意下さい

通常であれば、不動産屋さんのネットワークがあって、A不動産屋さんが持っている物件は、ネットワークに加入している不動産屋さんも紹介出来る
しかし地震で物件が激減し、ネットワークで紹介しようと思っても人気の物件だとあらゆる不動産屋さんに問い合わせが入り
人気の物件を持っている不動産屋さんも紹介どころか、ダブルブッキング状態になってトラブルになる為
地震以降不動産屋さんの物件は、自社が管理している物件のみしか扱わない様になります

その為、不動産屋さんの窓口に直接行って物件を見ないお客様に関しては、紹介出来ない状況です
電話で問い合わせてすぐに行っても、タッチの差で他の方と契約が決まった事もありました

写真では良い感じで、実際見に行くと、地震で外壁もはがれ、室内も壁に亀裂が入っていたりと、地震前の写真しか無いので、困惑する事もありました

足が棒になる位駆けずり回って、やっと思うような物件と契約出来ました

地震で物件を探す時、絶対にやってはいけない事
 1、他人任せ
 2、電話やインターネットでの物件探し
 これでは時間がかかります

実際僕がこのやり方で、1週間棒に振りました

地震で物件を探す時の1週間は大きいです

物件を探そうと思われたら、即日から行動を起こしてください


不動産が決まったら、引っ越し業者さんにすぐに連絡を!
地震直後から引っ越し業者さんも大忙しで、なかなか日程があわない事が多い




●罹災(り災)証明書について
被災者になって1週間位たつと、罹災証明書の話になってきます

罹災証明書とは
自然災害により住家に被害が発生した場合に、被災者からの申請に基づき住家の被害認定調査を実施し、調査結果に応じたり災証明書を市が交付する証明書の事

罹災証明書をもらわないと、お見舞い金など公的な支援が得られません
しかし、罹災証明書は地震直後から2か月程は、罹災証明書の受付窓口はごった返しています
待ち時間3時間など当たり前

緊急にご入用で無ければ2か月位ずらして行かれる事をお勧めします
時間も朝からと夕方は混みます、昼過ぎとかが一番空いてました

▲罹災証明書の申請は必要?
必要です!
罹災証明書は被害状況が軽くてもとりあえず申請される方が良いです

公的なお見舞金等だけで無く、病院の治療費免除や色々な公共料金が減額されたり免除が受けれます

逆に罹災証明書が無ければ、手続きが出来場合や遅くなるので、必ず申請される事!

マンションで高層階の方は殆ど被害が無くても、2階や3階の方が被害状況が酷ければ、罹災証明書は「半壊」と認定される事がありました
最初に「一部損壊」認定されていても、マンションの他の方が「半壊」認定されたら、変更されます

罹災証明書の流れ
窓口で受け付けられ
被害状況確認のため、各区の担当課が被害認定調査を実施
後日交付窓口で交付

基本は2週間程で分かります

罹災証明書申請の時に、持って行くもの
1交付を受ける人の身分証明証必須(運転免許証、保険証、マイナンバーなど)
2住民票の所在とり災住所が異なる場合は、生活の本拠であったことが確認できる書類(光熱水費の領収書など)
3委任状(本人もしくは同一世帯以外の方が交付を受ける場合に必要です)
4被害状況の写真(無くても良い場合がありますが、説明をするのにあった方が便利です)

基本は身分証明書があれば申請は可能です

り災証明書の申請用写真について
写真はL版サイズでは無く、A4のコピー用紙に9分割のサムネイル印刷した物でも大丈夫です
L版で持っていかれるよりも、A4のコピー用紙にまとめた物を持って行かれる方が、受付の方も分かりやすいです


罹災証明書の認定基準
被害認定調査では損壊具合によって、
損害割合が50%以上であれば「全壊」
損害割合が40%から50%であれば「大規模半壊」
損害割合が20%から40%であれば「半壊」
損害割合が0%から20%であれば「一部損壊」
損害割合が0%であれば「無被害」
※2016年熊本地震の時の認定基準です



▲店舗・事業所等の罹災証明書
店舗・事務所・工場等の事業所及び事業用設備等に被害を受けられた事業者(貸家及び集合住宅のオーナー等を含む)
事業用「り災証明書」を発行されます
この場合は窓口が建物の罹災証明書とは違う商業金融課等で受付になりますので、役所で聞いて申請して下さい

店舗・事業所等の罹災届けで持って行くもの
■被害状況がわかる写真:必須
 被害状況は建物は、外見だけで判断され
 内部の被害状況は写真のみで判断されます
 なるべく多く被害状況が分かる写真を持って行かれる方が良いです
 L版の写真でバラバラになるよりも、A4のコピー用紙に9分割のサムネイル印刷された物がおすすめです
 認定される方が分かりやすい方が、認定もしやすいし分かってもらいやすいです

■地図:必須
Googleマップ等を印刷した物で大丈夫です

■印鑑:必須
認印で大丈夫ですが、認定され送られてくる罹災証明書は、申請時のコピーになります
会社で認印が不具合がある場合は、会社で使用されている印鑑を押される方が良いです

住居と店舗が一緒でも、罹災証明書は別々に申請になります


店舗・事業所等の罹災証明書認定基準
店舗兼住居の場合、実際ありましたが、住居は「全壊認定」、店舗は「大規模半壊」
認定基準がチョッと違います
ただ、全壊認定と大規模半壊との差は、全壊・大規模半壊・半壊は、同じ扱いになるので気にされなくても良いです
半壊と一部損壊とでは、雲泥の差です



●地震保険について
地震保険は火災保険にセットで加入になり、地震保険単体では加入できません
地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没または流失による建物や家財の損害を補償

地震保険には2種類あり
建物の地震保険は、建物の梁や柱や壁等に破損等があった場合支払われる
家財の地震保険は、家の中の食器やテレビ等の生活に使う物が破損等あった場合支払われる

地震保険に加入している方で、家財の地震保険に加入しているかを聞いて下さい
友人知人も地震保険は、加入していても建物の地震保険のみで、家財の地震保険には加入してない場合が多かったです

家財の地震保険の調査に来られる時、家の中を片付けてしまっていた場合は、証拠写真を見せてお話しください
証拠写真があるか無いかで変わってきます
地震でどんな些細な事でも、地震によって以前と設置した場所から動いた場合もお伝えされると良いです

地震保険の認定と、罹災証明書の認定は全く違います
罹災証明書が半壊認定しても、地震保険は1部損壊の認定になる場合もあります

これは認定基準が違う為です

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