手織り工房まんさく園について
まんさく園について
社会福祉法人まんさく園のこと
まんさく園は、熊本県八代市にある多機能型指定障害福祉サービス事業所です。その活動内容は、施設利用者さんによる、手織り物の製造・販売と、カフェを中心とする飲食事業です。
多機能型指定障害福祉サービス事業所「まんさく園」の事業は、以下の3種類です(生活訓練事業は休止しています)。
- 就労移行支援(定員6人) 一般就労へ向けて訓練や実習を行い、希望や適正に合った就職を目指します。
- 就労継続支援B型(定員20人) 生産活動を通して生活能力の維持・向上を目指します。事業収益から工賃が分配されます。
- 生活訓練(定員6人・休止中) 地域で暮らしていく上での、生活能力の維持・向上を目指します。
「まんさく園」の収益活動は、手織り物の製造・販売と、カフェを中心とする飲食事業です。売上から出た利益は、利用者さんに工賃として分配されます。
手織り製品は、広く普及している「さをり」を基に、流行などを積極的に取り入れたもの。20年以上も取り組み続け、品質には高い評価をいただいています。利用者さんが織り上げた布は、コースターやポーチ、バッグ、マフラー、コートなど、さまざまな製品に仕立てられます。
飲食事業は、園に併設しているギャラリー&カフェ「クミン」の運営をはじめ、ケーキやクッキーの製造・販売など。すべての過程に利用者さんが関わっています。市内の事業所にカレーを配達したり、インターネットで通信販売を展開するなど、多様な販売で売り上げを伸ばしています。
社会福祉法人麦の会
多機能型障害福祉サービス事務所 まんさく園
〒866-0885 八代市永碇町961-1
TEL : 0965-31-7440
FAX : 096-32-1400
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まんさく園の想いと理念
「まんさく園」では、理念と経営方針、職員行動指針を定めています。当園の存在意義は理念にあり、それを経営方針によって施設経営の中で、職員行動指針によって支援現場の中で実現していくことを目指しています。
理念: 個性を活かした自立を目指す
…当園の利用者さんが人生を“主役”として生きるお手伝いをします
経営方針:
1.利用者第一
…利用者さんの利益につながる方策を採ります
2.夢ある施設づくり
…関わる人々が当園に抱く希望や期待に応えます
職員行動指針:
1.私たちは、長所を伸ばす支援をします
…利用者さん個々の長所を見出し、効果的に伸ばしていくことで、暮らしの中で自信や充実感が育つように支援をします
2.私たちは、チームワークで職務にあたります
…職場でのノウハウや情報を共有し、緊密な連携によって仕事の能率を高め、互いの不足を補い合える体制を整えます
3.私たちは、研鑽と工夫を続けます
…福祉のプロフェッショナルとして、専門的学習や情報収集を重ねていくとともに、支援手法や作業効率の向上に努めます
4.私たちは、信頼される職員を目指します
…福祉は“サービス業”であることを念頭に、利用者さんやご家族、地域住民、福祉関係者らとの信頼関係を保つよう、礼節や親愛の態度で接します
丁寧に気持ちを込めて織り成す
まんさく園の手織り製品は、既成概念にとらわれず自由に織る手法「さをり織り」を基に生地が作られています。
そして、その時々の流行を取り入れて、コースターやポーチ、バッグ、マフラー、コートなど、さまざまな製品に仕立てられていくのです。
20年以上取り組み続けられているという織物の品質は、本当にすばらしいです。
有名俳優さんが映画のポスターにまんさく園のストールを巻いていたりとハイレベルな手織りなんです。
まんさく園の手織りエコバッグ
まんさく園の手織りの利用者さんが一織り一織り心をこめて織った作品がtendreでは購入できます。
まんさく園があるのは熊本県八代
八代と言えば・・・畳表のい草の生産で日本一!!!
当然畳製品も素晴らしい作品ばかりなのですが、畳を織る時に縦糸に使う糸は最後まで使われずに廃棄される場合が多く、これを利用できないか?という事で生まれたのが・・・エコバッグなんです。
畳表の織り糸の残糸を使ったバッグこそ本当のエコバッグなのではないでしょうか?
肌さわりもとても柔らかく雰囲気も良い感じです。しかもこのエコバッグ世界に1個だけの色合いなんです。
なんで・・・?
手織りと言うのもありますが・・・白糸の畳の織り糸に色の付いた糸をアクセントに入れてあるんです。しかも色は作者さんの感性で色を入れますので、心を込めた作者さんのデザインなんです。
写真はあくまでもイメージです。お届けする色合いは商品写真をみて判断下さい。ただ・・・世界にひとつだけの花ではないですが・・・気持ちは絶対温かいです
手織りの暖かさとオーガニックの優しさを一つに
帽子は「畳の織り糸とオーガニックコットンをコラボしたら・・・どんな生地になるのだろう?」と言う疑問から製品化になったんです。
手織りの一織り一織りの暖かさと、オーガニックコットンの優しさ
今まで見たこと無かったし・・・
しかも残糸の為、エコ的な意味もあるし・・・
まんさく園の施設長さんにコラボのお話をした時、目が輝いて「面白い生地が出来るかも・・・一度織ってみます・・・」
サンプルで出来上がった生地は、想像していなかったような優しさあふれる生地でした。聞くとオーガニックコットンが普通の生地と違って、とても柔らかいので、とても苦労したらしい・・・
生地を製品化する時にどんなデザインが出来上がるか楽しみでした。
ついにデザインが完成しました。思わず「優しい!!!」
そうして名前も「オーガニックコットン・ミックス手織りコンビシャロット」に決まったのです。
これからtendreはまんさく園さんと色々な事を取り組んで行きます。