入院に関する準備や医療費について

入院時、大部屋と個室(特別療養環境室)のデメリット・メリットとは


大部屋と個室(特別療養環境室)のデメリット・メリットとは



 ■大部屋と個室(特別療養環境室)のデメリットとメリット

入院した時に大部屋か、個室(特別療養環境室)で過ごす事になります
個室をいくら希望していても、空きが無ければ、大部屋になってしまいます

個室(4床以下の病室)でゆくり治療するほうが、良いように感じますが、大部屋(4床室以上の病室)もメリットは沢山あります

>>入院時の差額ベット代が、支払わなくて良い場合とは!


【大部屋】


大部屋は6人部屋・8人部屋が殆どで、複数人の方々でお互いが、迷惑がかからないように、気を使いながら一緒に過ごします

 ▼メリット
色々な人と一緒にいるので、病院等の情報交換が出来ます
看護師さんの出入りも激しいので、看護師さんと仲良くになりやすい
一人ぼっちの時間がないので、寂しくない
自分だけが苦しんでいると言う気持ちはなく、皆頑張って治そうとしているパワーを感じ、自分の活力になる
同室の患者様の、お見舞いのお菓子など、おすそ分け等もある
お友達が出来やすい

 ▼デメリット
カーテンだけで、プライバシーが全くない
いびき・歯ぎしり・オナラ・雑音・他人の会話(笑い声・泣き声等)・排便・尿瓶・痛みによるうめき声等が聞こえる
付き添いの方も、一緒にプライバシーが無い
面会時間も、制限される
同室の方がもしも気が合わなければ、精神的に辛い事があります
年齢差があると、会話も無い状態になる

娘の入院の時大部屋に泊まりましたが、皆同じ状況で病院生活を過ごします
慣れるまでの最初の2日間位が、一番不安時です
しかし最初の2日間は、患者様はもっと心配で、不安な日々を過ごすので、看病でそこまで気にならずに、過ごせました

【個室・特別療養環境室】

 ▼メリット
思いっきり我が部屋みたいに、プライバシーが保てます
面会時間は殆ど制限されずに、お見舞いに来て頂けます

 ▼デメリット
特別療養環境室とは、4床以下の病室で、一人当たり6.4平方メートル以上の広さがあり、プライバシーを確保するための設備がある病室の為、高額な差額ベット代を取られて、2人・3人・4人部屋も特別療養環境室扱いになる場合が病院によってはあります
個室も病院によっては、部屋の大きさが小さかったり、色々とランクがあったりして、こんなはずではと思うことも、あるみたいです
一番よい眺めが個室とは限らず、西日が思いっきり当たる暑い個室も、お見舞いに行った時にありました
保険適用外になるので、毎日個室代がかかります
他の患者様との接点が少なくなるので、情報交換や交流が減るので、寂しいと思われる事もあるかもです


【個室への手続き】

予定入院は事前に、病院にお伝えすると、空きがあれば個室を、用意してくれます
緊急入院は個室の空きが無ければ、大部屋になりますが、空きができ次第移れます


※当たり前ですが、病院は病気や怪我を治療したり治す為の場所です
検査入院や予定入院だと、どうしても寝たきり状態では無い体調の為に
病院に入院している事を忘れ、ホテルや旅館に泊まっている感じに思ってしまう患者様もおられるみたいです
部屋の日当たりが悪いとか、お食事がまずいとか、診察の時間をどうにかして等など
看護師さんを困らせる方がおられるみたいです

僕もたまたま病院にお見舞いに行った時に、お部屋に対してのクレームみたいな事を横柄な態度で看護師さんに言われていた場面に遭遇した事があります

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